2016.2.29 (月曜日)
デスクワークの敵から守る「ツボ押し」術 〜肩こり編~
パソコンで一日中作業するデスクワークで、肩こりに悩まされる方も少なくないはず。
さぁ、今すぐオフィスの中を見渡してみてください!
おそらく10秒に1回は、「肩を鳴らしている人・肩を回している人・左手で右肩を揉んでいる人」いるはずです。
これは冗談ではなくおそらく事実です。少なくとも弊社のオフィスでは…。
そこで今回は、肩こりに効くツボ押しをご紹介します!
外国人は肩こりがない!?
What’s KATAKORI ?
外国人は肩こりを感じないということを聞いたことがありますでしょうか?
その理由は、外国には「肩こり」という言葉・概念が存在しないからだそうです。
ですが、外国人が「肩こり」という言葉を知った途端、肩こりを感じ始めるようです。
やはり概念が芽生えたからなのでしょうか…?
「肩こり」の語源は?
では何故日本には「肩こり」という言葉が存在するのでしょう?
その語源は、実は意外な人物なのです。
その人物とは…「夏目漱石」です。
「門」という小説に、以下の表現があります。
”頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた”
こちらが「肩こり」という言葉の発祥のようです。
文豪は常に筆を動かしていますから、肩が凝るのもうなずけますね…。
オフィスでこっそりできる!肩こり解消に効くツボ3選
合谷(ごうこく)
こちらは前回の眠気解消に効くツボでも紹介しました。
合谷(ごうこく)は、万能のツボと呼ばれている全身のツボの中でも代表的なツボのひとつです。頭の血流が促進されるので眠気解消や眼精疲労にもよいとされます。
また、ツボを刺激することで、エンドルフィンという物質が分泌され「脳が感じていた痛み」がマヒしたようになります。なので、眠気解消の他にも、歯痛、頭痛、肩こり、花粉症にまで効果があります。
位置:親指と人差し指の骨が接する部分にあるくぼみ。押して、ジーンとするような痛みがあればそこが合谷です。
押し方:逆の手の親指で、人差し指側の骨に向かって押します。親指を、骨の真下にもぐりこませるように指圧するのがコツです。
頸頂点(けいちょうてん)
肩や首の痛み、コリに効果的なツボです。
位置:人差し指と中指の間にあるくぼみの部分。
押し方:反対の手の親指で、5秒ほど押したりしてもみほぐします。
曲池(きょくち)
(出典:Grapps)
肩こりや目の疲れはもちろん、下痢や便秘などの消化器系の症状に効果があります。
位置:ひじを曲げたときにできるシワの親指側の先端部分にあります。
押し方:骨のくぼみを反対の手の親指で押します。
まとめ
いかがでしたか?
肩が痛い…もう限界!
と思ったら、こっそりツボを押しましょう!!
次回は、「目の疲れ」に効くツボを紹介したいと思います!