2016.6.10 (金曜日)

海外発送、安い値段で荷物の追跡をするには?(日本郵便)

海外 配送 郵送

 

海外への荷物を発送する時はどんなサービスを使っていますか?

やはり定番と言えば、EMS(国際スピード郵便)ではないでしょうか。

でも EMS って配送料高いですよね。

海外通販で例えば、お弁当箱類や水筒等の安い商品を売る場合、送料が高いとトータルで料金があがってしまい、なかなか売れないなんて事が有りますよね。

でも、商品の価格を押さえるにも限界が有ります。

そんな時は、安い送料で価格を落としていくのが1番早く、効果的な例だと思います。

 

安い海外への配送方法と言えば。

 

・エコノミー航空(SAL)便

・船便

 

でも、船便はとても安いですが、1~3ヶ月掛かってしまうので、ここでは使えないですよね。

という訳で、使うのは「エコノミー航空(SAL)便」になると思います。発送してから届く期間も、殆どの国・地域で2週間前後なので、許容範囲内だと思います。

因に国際eパケット航空便約1週間前後と早いですが、SAL便と比べると約2倍かそれ以上の金額が掛かってしまいます。

 

でっも、SAL便って通常追跡が出来ないんですよね。。。

荷物の追跡が出来ないとなると、お客さんの手元に荷物が届いたかも分からないので、もし意地悪なお客さんが本当は荷物届いてるのに「届いてないんだけど〜」と言われても分かりません。。。

そこで、便利なのが「郵便書留」というサービスです!

料金は +410円 で荷物の追跡をする事が出来ます。

EMS等の様に細かい配送状況までは追跡出来ませんが、日本国内の追跡と向こうの郵便局などに届いたかどうかの確認が出来ます!

 

追跡 国際郵便 荷物

 

航空便には追跡機能はついていないので、同じように追跡をしたい場合は郵便書留のオプションを選択しなければいけませんし、国際eパケットはSAL便に郵便書留を追加した料金よりも高いです。

なので、安く荷物を送りたいと考えると「SAL便 + 郵便書留」がベストかと思います。

 

しかし、ここで問題になってくるのは、郵便書留は使える国が限られているという事です。

以下が、SAL便+郵便書留での追跡が可能な国々になります。

 

エリア 検索できる、国・地域 試験的に行っている、国・地域
アジア シンガポール、中国、香港、インドネシア
オセアニア ニュージーランド
北・中米 アメリカ
中近東 トルコ
ヨーロッパ オランダ、クロアチア、スイス、スロバキア、エストニア、スペイン、フランス、ベルギー、アイルランド、スウェーデン、ルクセンブルク イギリス
南米 アルゼンチン
アフリカ エジプト

 

意外と少ない、、、

では、郵便書留がないエリアはどうしたら良いのでしょうか。。。

 

まずは、航空便で書留付きが出来るかどうか国際eパケットはどうか?を調べましょう。

以下のURLから、その国に送るサーバビスを検索し調べる事が出来ます。
https://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/

 

それでも、駄目な場合は、、、

 

諦めましょう!!!時には諦めも肝心です。

 

というのは、ちょっと言い過ぎかもしれませんが。
送料をかさんでしまい、結果的にトータルで値段が高くなってしまい、売れなくなっては元も子も有りません。
書留等が無く追跡が出来ないというのは正直リスクが有るのも事実です。
しかし、安い商品に関してはある程度のリスクを負っても価格を下げて回転数を上げ、高い商品で利益を大きく出していく。というのが海外通販においてはセオリーとなっている手段の1つです。
配送方法は色々有るので、市場調査をしっかりして、強豪他社との比較をし、自分たちに有ったやり方を模索して行くのが1番良いと思います。

 

例えば海外通販で大手のeBay等では、クレイマーや悪質なお客さんに関しては、買い手の評価が低かったり、ブラックリストに入っていたりするので、そういうお客さんからの注文を事前にブロックする事も可能です。

また、海外向けの通販では、お客様都合での返品・返金は基本的に受けなければいけない等、販売している側にとっては、マイナスな点も多く有りますが、その代わり代引き等の支払い方法は無く、全てクレジットやペイパル(PayPal)での支払いになります。ですので、返品・返金が多いお客さんに関しては、カード会社の方でブラックリストに入り、カード会社から返金の処理が出来ないという様な通知がいく様になっています。

 

その為、意外と通販で購入する人は通販で物を購入するリスク等も含めて慣れていたりするお客さんが日本よりも多く見かけられます。
あくまでも、これは配送方法を押さえて海外の価格勝負と闘う方法の1つです。
上でも述べた通り、商品や会社によってそれに有った配送方法や価格の押さえ方、強豪他社との闘い方が有ると思います。
どうやって、商品を売ってどの部分で利益を上げて行くのか等、コンセプトをしっかり固めて運営をして行くと良いでしょう。