2016.2.20 (土曜日)

荷物を海外に送る時に知っておきたい日本郵便のサービスの違い

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皆さんは、海外発送をする時どの様なサービスを使っていますか?

 

色々なサービスや会社が有ると思いますが、やはり一番多く使われているのは日本郵便なのではないでしょうか。

 

弊社でも海外発送する際は、日本郵便を使用しています。

 

 

国際郵便の種類

 

海外に荷物を送る場合、大きく分けて4つの送り方が有ります。

 

1. EMS (国際スピード郵便)

EMS はスピード便なので、とにかく早いです!

 

国際郵便の中で最優先に取り扱い、2~4日程度で各国のお客さまにお届けします。

 

2015年2月現在世界124ヵ国に送る事が出来ます。因に今世界には196ヵ国(日本が承認している国の数である195か国に日本を加えた数)が有ります。ですのでかなりの国に送る事が出来ます。

 

 

2. 航空便

飛行機で輸送するため、料金は高めですが3~6日程度でお届けすることができます。

186の国・地域に送る事が出来きるので、ほぼ世界どこでも送れる感じです。

送れる地域については、【国際郵便料金表(PDF:122kバイト)】を参照して見て下さい。

 

 

3. SAL便(エコノミー航空便

日本国内と到着国内では船便として扱い、両国間は航空輸送するという方法を取っているため。船便より速く、航空便より安いサービスになります。

 

SAL便は、2015年2月現在世界 91 各国と取り扱い地域が限られているので、使用する際は【エコノミー航空(SAL)便取り扱い国一覧】をチェックしましょう。

 

お客様の住所の国に届くまで、6~13日程度かかります。また、相手国の取り扱いによっては、さらに日数がかかる場合もあるので、2〜3週間位は掛かると考えておいた方が良いでしょう。

 

 

4. 船便

船で輸送するので、とにかく安いです!ただ、1~3ヶ月とかなり時間はかかります。

今はそれほど多くない様ですが、昔船便で荷物を送った時に、別の国に行ってしまって。そっから船便で送り届けて結局半年ぐらい掛かってしまった。なんて事も有りました。

 

 

さらに細かいサービス

 

海外に荷物を送る場合、上記で書いた4つがメインとなりますが。その中に更に細かくサービスが分かれていますので、チェックしておきましょう。

 

 

1. 手紙

手紙には2種類、定形と定形外が有ります。最大2kgまでの手紙や書類等を送ることができます。

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2. はがき

世界中どこへでも送る事が出来ます!

船便は60円航空便は70円、専用の国際郵便はがき(航空便用)を郵便局で買う事も出来ます。

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3. グリーティングカード

【グリーティング(greeting)=挨拶】のカードという事で、バースデーカードやクリスマスカードなどを、25グラムまでであれば密封して手紙(定形郵便物)と同様に送る事が出来ます。形状は、長方形(正方形を含む)のみで、郵便物の表面の見やすい所に「Greeting Card」もしくは「New Year’s Card」、「Xmas Card」、「Birthday Card」などの慶弔カードを示す表示がる必要が有ります。送る場合は、グリーティングカードですという事をスタッフに伝える必要が有ります。

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4. 国際小包

一般的な物品を送るのに使います。

上記でも記載しました、「航空便・SAL便・船便」がこれにあたります。

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5. 小形包装物

小さい荷物(2kgまで)なら小形包装物として送った方が、定形外郵便物よりも安く送れます!

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6. 国際eパケット

国際書留付き航空小型包装物の料金が割安となるサービスです。

オンラインシッピングツールで専用の国際eパケットラベル一式を印刷する必要があります。

 

・2kgまでの小形物品をEMSや航空便扱いで書留を付け、小形包装物より安く送ることができます。

・航空便扱いとなるので、SAL便よりも早く届ける事が出来ます。

・一部の国で追跡が可能。

・6000円まで補償が付きます。(※書留により)

 

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7. 印刷物

定期刊行物・書籍・カタログ・ダイレクトメールなど、印刷物を送る時に使います。

しかし「薬・化粧品の箱等やパソコンやワープロで作成した書類(2部以上ならOK)」は印刷物としては送れない様です。

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8. 盲人用郵便物

点字のみを掲げたものを内容とする物は、「航空便・船便」で無料で送ることができます。

盲人の方のための通信文や録音物を含むあらゆる形態の物、特別に適応した「コンパクト・ディスク、点字用具、点字腕時計、白い杖及び録音装置」のような視覚障害を克服する上で盲人を支援するために作成された物は無料で送る事が出来ます。

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9. Dメール・Pメール

一度に大量の印刷物(300通以上)または小形包装物(50通以上)送る場合、特別料金が適用されます。

 

・Dメール

 

ダイレクトメールなどの印刷物(2kgまで)や、海外通販の商品を小形包装物(2kgまで)を、航空扱いで優先的に送る事が出来ます。

(例)航空印刷物の場合、最大約39%割安になります。

 

・Pメール 

ダイレクトメールなどの印刷物(5kgまで)や、海外通販の商品を小形包装物(2kgまで)で、時間に多少余裕があるものを送る時にお得な料金になっています。ですので、Dメールに比べ、送達日数に若干の時間が掛かります。

 

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10. 特別郵袋印刷物

大量の印刷物を送る際に便利で、合計で最大30kgまで(一部の国については20kg)の印刷物をひとまとめにして送る事が出来ます。

航空便・SAL便・船便の中から発送方法を選べ、最大30kgまで送る事が出来ます。(ただし、英国、カザフスタン、ウズベキスタン又は北朝鮮あては20kg)専用の郵便袋があるので、それに印刷物を入れて下さい。

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11. 料金受取人払

アンケートの送付、通信販売の発注書などに海外から日本への国際郵便物の郵便料金を差出人の方が負担する事無く、国内の受取人の方が料金と手数料を払います。「海外から着払いで送ってもらう。」という様なイージになります。全世界で取り扱っています。 
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意外と、色々な送り方が有るんですね。

 

自分に有ったサービスを選べば、料金が安くなったり、早く届いたりとお得に使う事が可能です!