2015.12.28 (月曜日)

実は、関東と関西で周波数が違う!!!

関東と関西の周波数の境界線

 

関東と関西では周波数が違います。

 

境目は静岡県の富士川と新潟県の糸魚川あたりで

 

 

関東(東日本)= 50Hz(ヘルツ)

関西(西日本)= 60Hz(ヘルツ)

 

 

になります。

 

※境界線を含む中部地方には混合地区が存在するようです。

詳しくは「中部電力」ホームページに記載されています。

 

周波数とは1秒間に流れる波数なので、50Hzとは1秒間50回の波(山と谷)を繰り返しているということになります。

 

 

 

なぜ関東と関西の周波数が違うのか…

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明治にさかのぼる話になりますが、関東の電力会社はドイツ製の発電機(50Hz)を導入し、関西の電力会社はアメリカ製を導入(60Hz)したことが発端になっています。

 

 

 


関西で購入した電化製品は関東では使えないのか…

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使える機器もあれば注意する必要がある機器もあります。

 

現在の電化製品はインバータ(電力変換装置)式の機器も多くなっているので地域問わず使用できる製品が増えています。
また周波数の違いに対応していない家電は切替スイッチがついている製品もあります。

 

全てではないので、本体のシールに明記されている内容を確認する必要があります。

 

PCなどのOA機器は対応しているものがほとんどですが、確認がてらに普段あまり読まない明記シールに目を通してみてはいかがでしょう!