2016.4.19 (火曜日)

「首都圏屈指の高級住宅地」!?「北の鎌倉」!? 浦和の意外な一面とは…?

浦和 駅

 

 

弊社は埼玉県の中心地に腰を据えておりますが。。。

 

「埼玉県の中心地というと、大宮?」

 

 

いえいえ、浦和です!!!

(時たま、TVで白熱な戦いを取り上げておりますが…今回、「浦和vs大宮」については割愛させて頂きますw)

 

 

今回、改めて自分が働いている浦和について、調べてみよう!

 

ということで色々と調べてみたら、意外な一面が見えてきましたのでご紹介いたします♪

 

 

まずは浦和の基本情報から

うなこちゃん

出典:http://kangeki.blog.so-net.ne.jp/2009-08-28-1

 

 

  1. 埼玉県の県庁所在地!
  2.  

  3. 浦和レッズ発祥の地!スポーツがさかん!

    浦和をモデルしたスポ根漫画は、「キャプテン翼」「エースを狙え!」「おおきく振りかぶって」と有名な作品が多いのです!

  4.  

  5. うなぎが有名!

    「浦和」の「浦」という漢字には「さんずい」があるように、浦和の土地はもともと水に関係があります。浦和は、江戸時代、沼地が多く川魚が多く生息する水郷地帯だったのです。その沼地でとれたうなぎを魚釣り等で行楽で来たお客に出したのがきっかけだとされています。
    画像は「浦和うなこちゃん」。なんと「アンパンマン」の作者であるやなせたかしさんが手がけてくれました。浦和の観光大使に任命され、うなぎをPRしています!

 

 

実は、首都圏屈指の高級住宅街 浦和

高級住宅街 浦和

 

 

浦和は、駅から少し離れると高級住宅地があります。

 

“2013年の住宅・土地統計調査によると、浦和区の世帯所得は年収1000万円以上が20パーセントを超えており、高級住宅地が多い世田谷区や渋谷区よりも比率が高く、首都圏でも最高水準を記録しています。”

wikipedia調べ

 

実は、さいたま市の旧浦和市地区は、年間のケーキ消費量が全国で1位だそうで、それはこういった上流家庭が多いからかなのかな…と想定してみたり。実に面白いですね。

 

 

ではなぜ高級住宅地が多いのか?

 

でもなぜ??

 

たまに「ダサイ玉」と悪口を言われる事もある埼玉に高級住宅地が??

 

と思われる方も多いでしょう…。

 

ちなみ埼玉はダサイ玉ではありません!w

 

 

きっかけは関東大震災

 

実は、関東大震災が起きる前の1916年の国民新聞にて、

 

「東京近郊の理想的な住宅地・別荘地を投票で決めよう!」

 

という企画が行われ、なんと浦和町は郊外住宅地部門では9等、別荘地部門では8等に選ばれ、良好な郊外住宅地として注目を集めていました。

 

具体的な理由も挙げられており、浦和を選ぶ理由としては、

 

 

・東京へのアクセスのよさ

・教育環境の充実

・下水道整備率の高さ

・災害の被害が少ない

 

 

が挙げられていました。

 

実際にこれを受けて、浦和でも住宅の開発が行われていました。

 

その矢先に、関東大震災が発生してしまいます。

 

やはり、以前から郊外住宅地として注目を集めていた浦和に、富裕層や官僚が移住してきます。それが、浦和に高級住宅地ができた所以とされています。

wikipedia 調べ

 

 

鎌倉文士に浦和画家

1280px-Museum_of_Modern_Art_Saitama_2010

出典:Wikipedia

 

 

実は関東大震災の時に、富裕層や官僚の他にも浦和に移住してきた人々がいます。

 

それはどんな人々か…。

 

芸能人?モデル?お笑い芸人?

 

浦和に移住してきたのは画家を始めとする芸術家です。

 

当時は、戦争や震災の影響も少なかったため、自然も豊かであったのと、現在の東京芸術大学である東京美術学校や、美術館がある上野に出やすいという理由で移住する画家が多かったそうです。

 

そこで、文学者の多い鎌倉と並んで「鎌倉文士に浦和画家」という言葉が生まれました。

 

今でも、浦和には数々のアトリエがありますし、「うらわ美術館」や「埼玉県立近代美術館」と美術に関する施設が多いのもこういった理由からなのです!

 

しかも、浦和は、社寺や裏門通りにあるような古い町並みが多く残っていることや宿場町の風情、文教都市の環境の良さから「北の鎌倉」と呼ばれているそうです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

自分が働いている浦和にこんな一面があったとは知りませんでした!

 

確かにいつも通勤の時に通る裏門通りにはアトリエや画材やさんが多く、疑問に思っていたので謎が解けました。

 

これからは地方が活躍する時代。

 

浦和は地方か…わかりませんが、弊社は浦和から、浦和の経済を、埼玉県の経済を、いやいや日本の経済を活性化するために日々奮闘していきたいと思います!