2016.1.30 (土曜日)

企業やショップのブログ担当者向け アクセスがアップする記事の書き方1回目

ブログの書き方

 

今回は、すっかり一般的になった企業やショップ(店舗)のスタッフの方によるオウンドメディア・ブログの更新ですが、やはり課題になるのはアクセスアップ。記事は更新しているけどアクセスがアップしない・・・、そもそもブログの記事の書き方がわからない・・・そんな方のためのアクセスがアップしやすい記事の書き方をご説明したいと思います。

 

第1回は、ターゲットの探している情報(キーワード)を調査する。です。

 

 

テーマ(キーワード)の検索ボリュームを調べる。

記事をただ書いていてもアクセスは増えません。実際のそのテーマ(キーワード)がユーザーが探している内容でなくては、多くの記事をあげたとしても手間ばかりかかってアクセスの向上に結びつかない場合もあります。

 

キーワードの検索ボリュームを調べるには「Google AdWards」というサービスのキーワードプランナーがお勧めです。(Googleアカウントの取得が必要となります。)

 

https://adwords.google.co.jp/ でAdWordsアカウントにログインをした後、「運用ツール」から「キーワードプランナー」をクリックしてください。

 

 

運用ツール

 

 

「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」を使用します。

 

 

グーグルアドワーズ

 

 

ここでは、「ホームページ制作」に指定し、地域を「日本」、言語を「日本語」、期間を「過去12ヶ月」に設定しました。

 

検索ボリューム(指定したキーワードが検索された平均の回数)がグラフで表示され、カーソルを合わせると数値で検索回数が表示されます。

 

 

年間の検索ボリューム

 

 

「ホームページ制作」では12ヶ月でこのような結果ですが、季節やイベントの影響を受けやすいキーワードを指定すると月別検索回数の違いが著しく表れます。

 

極端な例として「クリスマスプレゼント」に指定すると下図のような結果が表示されます。このように検索回数調査だけでなく商品やサービスの需要が増える時期、減る時期を調査する際の参考になります。

 

 

検索数

 

「検索ボリューム」のグラフの下には「広告グループ候補」と「キーワード候補」、それぞれの「月間平均検索ボリューム」、「競合性」等が表示されます。この【「競合性」とは、個々のキーワードと Google で扱っているすべてのキーワードを比較し、入札している広告主の多さを相対的に示す指標です。

 

つまりGoogle AdWords広告を利用する広告主の競争率を表しています。そして「キーワード候補」では複数のキーワードの組合せを提案してくれるだけでなく、組合せでの月間検索ボリュームが調べられます。

 

 

検索数

 

 

検索ボリュームが高くて「競合性:低」と表示されているものは、、SEO対策で魅力的であると言えます。

 

誰もが検索するような一般名詞のようなビッグキーワード1つで検索上位を狙う場合、検索回数も競合性も高くなり、検索上位を狙うことも難しくなります。結果として集客にも結びつかないでしょう。

 

2~3つのキーワードを組み合わせた場合は、単一のキーワードに比べて検索回数も競合性も低くなる傾向があります。しかしながら検索回数は低くなりますが、より自分のターゲットにしたい客層に絞り込む事ができます。

 

また欲しいものが具体的にはっきりしている人ほど複数のキーワードを組み合わせて検索します。

 

“○○で△△な感じのXXが欲しい。”というユーザーに対して、”うちには○○で△△な××あります。”という具体的な情報を知らせることができれば,成約する可能性が高くなり、結果につながります。

 

オウンドメディアやブログの記事を更新する前に、ターゲットとなるユーザーが検索しそうな複合キーワードの調査を行い、そのキーワードを含む記事を書くことで集客の強化をする事ができます。