2016.3.24 (木曜日)
【Web×漫画】新しい可能性を広げる浅野いにおの「ふんわり男」をチェックすべし!
出典:ふんわり男
今、
「読むたびに内容が変わる!」
「思わず何度も読んでしまう!」
と話題になっている漫画をご存じですか?
飲料メーカーサントリーが公式サイトで公開している「ふんわり鏡月」を題材にした漫画「ふんわり男」が、「普通のWeb漫画ではない!」ということで話題になっています。
人気漫画家「浅野いにお」さんの描き下ろし
宮崎あおい主演で映画化となった「ソラニン」や「おやすみプンプン」等、ヒット作を生み出している浅野いにお氏が描き下ろしております!
実は、筆者もファンの一人。若者の繊細な気持ち、悩みを等身大で描いているストーリーと、とても細かな表情や瞬間を、その繊細な画はもちろんのこと絶妙なコマ割りと言葉で表現しているのがなんとも素晴らしいのです。(熱弁w)
そして、今回の「ふんわり男」もまさにそんな「いにおワールド」全開の作品になっております♡
なぜ、おもしろいのか?
では、なぜ「読む度に内容が変わる」のか?「何度も読みたくなる」のか?その理由を説明致します。
それは、Webの特性を生かした表現を漫画にうまく活用しているからです。
この一文難しそうに聞こえますが … 実際は、とてもシンプルなのです。
それでは、実際にある一コマを例をみてみましょう。
▼1回目 「ふんわり男」の一コマ
出典:ふんわり男
1回目は、吹き出しのみで物語が進行します。ですので、このシーンは吹き出しなしの画のみとなっていますね。
ページの最後に、「もう一度読む」というボタンがあり、2回目に移行します。
▼2回目 「ふんわり男(に、ふんわり女は、何を思う)」
出典:ふんわり男
2回目は、登場人物の女性の立場からの目線になっており、心の声が読めるようになっています。
しかも、最初から表示されているのではなくて、ページをスクロールさせると随所に心の声が浮かび上がってくるので、わくわくさせられます。
▼3回目 「ふんわり男(は、何を思う)」
出典:ふんわり男
3回めは男性の立場からの目線となっております。
同じコマでも、双方の視点が入ることで同じ物語でもより深みがましてきますね。
いかがでしょうか?
この1回目の「通常」、2回目の「女性目線」、3回目の「男性目線」は、Webのページ遷移を活かした作りになっています。
また、スクロールすると心の声が浮かび上がってくるのも、普通の紙面では再現できず、Webだから出来る表現方法なのです。
Webと漫画の新しい可能性を示唆してくれるような作品といってもいいのではないでしょうか。
実際に読んでみて下さい!
恐らくここまで読んで下さったあなたなら、読みたくて仕方がなくなっているはずでしょう!
安心してください!リンク貼っておきますので、下の画像を ”クリック” してみてください。
それでは、お楽しみください~(^^)
出典:ふんわり男