2016.2.01 (月曜日)

豆だけじゃない?節分に食べるものといえば…

setsu1
節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。 節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。この場合、節切月日の大晦日にあたる。 一般的には「福は内、鬼は外」と声を出しながら福豆(炒り大豆)を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行う。 また、邪気除けの柊鰯などを飾る。これらは、地方や神社などによって異なってくる。 <出典:wikipedia>
    2016年、今年の節分は2月3日!   節分と言えば鬼、豆まき、恵方巻き!豆まきの後に豆を食べて、恵方巻きを食べて…と定番の様ですが、この「恵方巻き」は元々大阪を中心に行われていた風習で、他にも地域によって様々な食に関する風習がある様です。      

・豆

そもそも豆まきには様々な説があり、    ■京都にある鞍馬山から現れた鬼の目を炒り豆で打ち、災厄を逃れた古事伝説から    ■鬼は災いを象徴し、魔滅(まめ・魔を滅する)の為に「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけるという語呂合わせ   等の説があるようです。   豆まきが終わったら、自分の年より一つ多く豆を食べると、体が丈夫になって風邪をひかないと言われています。      

・恵方巻き

現在もっともポピュラーな縁起物として知られている恵方巻き。元は関西地方を中心に食べられていました。   もともとは大阪の商人が商売繁盛と無病息災を願い、七福神にちなんだ「かんぴょう」「きゅうり」「いくら」等の7種類の具材を巻きんだもので、『福を巻き込む』とされています。   近年では7種類にこだわらず、色々な種類の恵方巻きが販売されていますね。スーパーで並んでいる様々な恵方巻きを見ていると、今年はどれにしようか悩んでしまいます。(笑)   「恵方巻き」は、その年の干支により定められた最も良い方角の事をさし、その年の恵方を向いて無言で丸かぶりします。2016年の恵方巻きの方角は「南南東」向きになります。思いきりかぶりついて福を招きましょう♪      

・こんにゃく

節分にこんにゃくを食べる風習は「砂おろし」と呼ばれ、四国地方が始まりとされています。   昔はこんにゃくは「胃のほうき」「腸の砂おろし」と呼ばれ、大晦日や節分、大掃除の後に、体の掃除(体内に溜った砂を出す)として食物繊維の豊富なこんにゃくを食べるようになったそうです。      

・いわし

主に西日本では節分の日に、鰯を焼いて食べる風習があります。   鰯は食べる以外にも、焼いた鰯の頭を柊の小枝に刺し玄関に飾る風習があり、これは「柊鰯」、「節分鰯」と呼ばれ、西日本では「焼嗅(やいかがし)」とも呼ばれています。   鰯を焼くのは、焼いたときの臭いや煙が邪気を払うとされていて、厄払いの意味があるそうです。      

・けんちん汁

主に関東地方の冬の行事として親しまれていました。   様々な野菜が入っていて栄養豊富、体が温まるという事で冬のお祭りの定番として親しまれていましたが、冬の行事がだんだんとすたれていき、現在では節分に「けんちん汁を食べる」という風習が残ったと言われています。      

・節分そば

年越しそばと言えば12月31日の大晦日に食べる蕎麦の事をさしますが、旧歴では立春前日にあたる節分が大晦日とされていたため、節分に食べる蕎麦の事を「年越しそば」と呼んでいました。   「節分そば」とは「年越しそば」と同じ意味で、今でも節分に蕎麦を食べる風習が残っています。      

・くじら

主に山口県での風習。『大きいもの』を食べると縁起がいいとされている事から、『大きいもの』の代表である『鯨』を食べる様になったといわれています。      

まとめ

setsu3   地方によって色々な風習があるようです。   今年は何時もと違った風習を取り入れて、節分を楽しむのもいいですね。   邪気を払って、福を呼び込みましょう♪