2016.6.27 (月曜日)

さいたま市で芸術に関する大イベントが行われるらしい!!!

さいたまトリエンナーレ2016

出典元:さいたまトリエンナーレ2016

 

みなさん、ボンジョルノ!

なんと、さいたま市で「トリエンナーレ」という、大きなイベントが9月から始まるようです。

何だか、名前だけ聞くと、イタリア人がでてきそうですが…。

さっそく、全貌を明らかにしてみましょう。

 

トリエンナーレとは?

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「え、なになにトリエンナーレ?スポーツ系のイベントかしら?最近、クリテリウムとか横文字のイベントが多いわね…。」

という声がきこえてきそうですが、そうではありません!

 

トリエンナーレ(伊:triennale)は、3年に一度開かれる国際美術展覧会のことである。「トリエンナーレ」の原意はイタリア語で「3年に一度」である。

引用元:Wikipedia

世界に開かれた創造と交流の現場をつくりだすことを目指す国際芸術祭

引用元:さいたまトリエンナーレ2016

 

と、いうことで国際芸術祭のようです。

日本でも、横浜や愛知県など各地で開催されています。

 

さいたまトリエンナーレ2016とは?

では、具体的にどんな展覧会なのでしょうか?

 

まずは概要から

■テーマ
未来の発見!
■会期
2016年9月24日(土)~12月11日(日)【79日間】
■主な開催エリア:
(1)与野本町駅~大宮駅周辺
(2)武蔵浦和駅~中浦和駅周辺
(3)岩槻駅周辺
*会期中は、主要エリアのほか、市内各地で各種アートイベントを実施予定

 

約3ヶ間、3ヶ所で開催されるとは、めったにない大きなイベントですね。
ではもっと踏み込んでどのようなイベントなのかみてみましょう!

 

コンセプト

さいたま市の「場所性」にこだわります。

引用元:さいたまトリエンナーレ2016

今回の主な開催エリアである、それぞれ特色の異なる3ヶ所で、その場所でしか構想し得ないプロジェクトを生み出すとのことです。

 

「共につくる、参加する芸術祭」をめざします。

引用元:さいたまトリエンナーレ2016

ただ一方的に、アーティストの作品を見たり、音楽を聴いたり…というのではなく、市民もアーティストと一緒にプロジェクトに携わっていくというスタンスをとっているようです。例えば、アーティストが作品を制作する過程で、多くの市民に取材を行ったり、音楽イベントを協働で開催したりするそうです。

参加型の芸術祭とはとても面白そうですね。

 

開催後の継続的な活動の萌芽を生み出します。

引用元:さいたまトリエンナーレ2016

トリエンナーレ終了後も創造的な市民活動が行われるように、ということも念頭においているようです。開催後も市民のためになるようなイベントだなんて、行ってみる価値大ですね。

 

ディレクターは、芹沢 高志氏

では主にどんな方が関わっているのか紹介いたします。

さいたまトリエンナーレ2016のディレクターは芹沢 高志氏が就任しています。

プロフィール

1951年東京生まれ。
神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。
89年にP3 art andenvi ronmentを開設。

引用元:さいたまトリエンナーレ2016

 

今まで手がけたプロジェクトは、、、

 

とかち国際現代アート展『デメーテル』

とかち国際現代アート展 出典元:TOKYO SOURCE

 

横浜トリエンナーレ2005(キュレーター)

横浜トリエンナーレ2005 出典元:横浜トリエンナーレ2005

 

別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』

別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』

以上のように、日本各地で素敵なプロジェクトを数々生み出しています。

 

どんなアーティストがどんなことをするの?

では実際に、どのような作品が展示されるのか?どのようなイベントが行われるのか?

一部をご紹介します!

 

ダンカン・スピークマン & サラ・アンダーソン

ダンカン・スピークマン & サラ・アンダーソン

参加者がヘッドフォンを通じてまちの風景に紐づけられた音や音楽を聞くというアートイベントです。

アートというと視覚のみという印象が強いですが、聴覚を使ったアート体験はとても興味深いです。

 

大洲大作

大洲大作

日々使っている通勤電車、その車窓にうつる風景のインスタレーション作品のほか、寄せられる市民の声を反映してゆく写真作品を展示するそうです。

いつもの車窓から見える景色をアーティストが写したら…と想像すると見てみたくなります。

 

松田正隆

松田正隆

空き家となった住宅空間をほぼそのまま使い、映像やテキストなどを用いて演劇的空間をつくりあげるというもの。身近な住宅空間が劇場になるのは興味深いですね。どのような演出がされるのかとても気になります。

以上から、コンセプトにあるように「場所性」「参加型」「継続性」に基づいたイベントが行われるということがお分かり頂けたかと思います。

もう9月まで待ちきれなーい!

 

今からでも参加できる!

でも、実は今からでも参加できちゃうのです!

その方法を教えちゃいます。

 

①イベントに参加する

現在、トリエンナーレ開催にむけて、作品作り等のワークショップが開催されています。

作品作りに参加できる貴重な機会ですので、是非参加してみてはいかがでしょうか?

イベントページ

 

②サポーター(ボランティア)になる

芸術祭の運営、通訳、案内ガイド、アーティストの作品制作補助、広報活動、イベント企画・運営などに参加できます。

サポーター登録

 

まとめ

いかがでしたか?

これであなたもさいたまトリエンナーレ2016に行きたくなったはずです♪

またとない大きな芸術祭なので、

アートに興味がある方はもちろん、そうでない方でも素敵な経験になると思います。

みなさんでトリエンナーレを盛り上げましょう!